浄連の滝下降道を開いた

安藤藤右衛門翁

浄連の滝にある
安藤翁懐徳碑
湯道にある顕彰碑
 質問  安藤さんは、どんなことをして、天城の偉人と言われているんですか?
 答え  明治39年に浄連の滝に降りる道を、自分の力で切り開き、後に日本の滝100選に指定された浄蓮の滝を世に出した人だからです。
 質問  湯道にも顕彰碑がありますね。
 答え  これは明治13年、安藤翁が旅館「湯本館」を開業させたことによって、多くの文人が湯ケ島温泉を訪れました。
 下田街道から共同浴場へつながる道路も、自分で切り開き、後に人々が「湯道」と呼ぶようになったこの道を、翁の死後の昭和初期をピークに多くの文人墨客が往来し、文学のふるさと天城湯ケ島の礎を築いていただいた感謝の記念碑なんです。
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